都市計画道路世田谷町田線の拡幅に合せて行われている「柿生歩道橋」架け替え工事で、完了が3月上旬になることが分かった。道路を管理する川崎市北部都市基盤整備事務所は「予定通りに工事を進め、3月上旬には利用を開始したい」と話している。
都市計画道路世田谷町田線を挟み、柿生駅と柿生小学校の間に位置する「柿生歩道橋」。当初は昨年秋に完成する予定だったが、工事を進める中で、杭を設置する場所が麻生川の旧護岸と重なってしまったため、工法変更を余儀なくされた。工法を見直し、使用する機材なども変更したため工期が約半年延期されることになった。「掘り返してみたら、麻生川の旧護岸が露出。とても固いため、予定の工法では杭を打ち込むことができず、使用する機材なども再選定した」と担当者は話す。
完成間近の歩道橋は、道路の拡幅に伴い、上り下りする階段部分も変更になる。スロープなどはこれまでと同じく設置されない。歩道橋が通行止めになっているため、柿生駅側と片平などを行き来する歩行者や、通学路として使用していた柿生小学校の児童は信号などを利用している。「しっかり工事を行い、3月上旬には利用できるようにしたい」と同事務所。
歩道橋周辺の歩道は今後も工事が続き、柿生交差点周辺も整備が行われる。
麻生区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|