区の花「ヤマユリ」の展示会が、麻生市民館のギャラリーで8日まで行われた。
主催は麻生ヤマユリ植栽普及会と区地域振興課。かつて自生地だった麻生区内各地でヤマユリの植栽活動を行う同会。毎年、開花時期に会員が育てた花を展示している。今年は例年の区役所ロビーから市民館に会場を移して行われた。
会場中央には、種を植えてから5、6年経ち、ちょうど開花したヤマユリが5鉢ほど置かれた。白い大輪の花を咲かせ、甘い香りを会場内に漂わせていた。同会会員によると、開花した見頃の花が展示できるよう、鉢はローテーションしていて展示していたという。
また、種をまいてから1年経過ごとの成長過程の苗も紹介された。区内でヤマユリを見ることができる地点のマップ、育成方法、同会の活動内容などもパネルで展示。来場者が育成方法について会員に質問する場面も見られた。同会会員は「例年と違って、立ち寄ってじっくり花やパネルを見てもらうことができた」と話していた。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|