小田急線新百合ヶ丘駅(周児駅長)の改札内に、同駅勤務スタッフが描いたイラストが8月末まで展示中だ=写真。
描いたのは入社2年目の社員、平川富子(ふうこ)さん(20)=同右。先月運転再開した箱根登山電車や、駅員、芦ノ湖、更にはヒマワリ、入道雲をホワイトボードに描き「夏のお出かけ」をイメージした。製作時間は3時間程。初めてホワイトボードに大きなイラストを描いたという平川さんは、「塗りつぶしが難しかったが、新百合ヶ丘駅オリジナルのイラストができました」と笑顔で語る。
登山電車再開を盛り上げ
昨年10月の台風19号で被害を受けた箱根登山電車。9カ月ぶりの再開を盛り上げようと、町田駅から登戸駅のスタッフたちが3駅でイラスト掲出を企画した。新百合ヶ丘駅の担当には、以前から同駅構内のポスターやパンフレットラックの挿絵で腕前を活かしていた平川さんが抜擢された。
イラストを展示し始めると、足を止めて見る人や写真撮影する人も多く、「せっかくの力作なので、皆さんに見ていただけたら」と駅長。平川さんは「ホワイトボードを見て少しでも箱根に足を運ぶきっかけになれば。機会があれば、他の季節の絵も描きたい」と話している。
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