神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2020年8月28日 エリアトップへ

片平公園 新設トイレ来春完成 要望多数 地元の声受け

社会

公開:2020年8月28日

  • X
  • LINE
  • hatena
便器が一つしかない現在のトイレ
便器が一つしかない現在のトイレ

 野球場を併設する片平公園に新しいトイレが設置される。9月中旬から工事が行われ、完成は来年2月を予定。これまで1つしか便器がなく、球場利用者や近隣住民から新設を望む声も多かった。また地元自治会では整備を機にペット同行避難も計画している。

 小田急多摩線五月台駅そばに立地する片平公園。遊具のほか少年野球場もあり、多くの人が利用するが、男女兼用トイレが一つしかなく、老朽化が進んでいた。利用者からは「少年野球の大会時は多くの子どもたちが集まる。女の子もいて、かわいそうだ」と新設を望む声があがっていた。

 市は今年4月までに完成するよう昨年秋に入札を行ったが、不調だったため、今年7月に再度入札を行い成立した。新設されるトイレは男女に分かれ、それぞれ大便器1つと小便器2つ設置。多目的トイレも作られる。

ペット同行避難

 小田急さつき台自治会など地元自治会では、トイレ改修を機に、片平公園をペット同行避難ができる公園にしようと計画を進めている。同自治会によると同地区はペットを飼う家庭が多く、同行避難は切実な地域の課題として取り組んできた。

 トイレが今春に完成していれば、ペット同行避難訓練を行っている栗平白鳥自治会の協力を得て、少年野球場で訓練を行う予定だった。「トイレがあれば大人数が集まっても安心して活動ができる。災害時は水が流れないなど利用できないが、簡易トイレ設置の訓練も行い、十分活用したい」と同自治会。

 同地区のペット同行避難については規約なども整備され、実現へと進んでいる。小田急さつき台自治会自主防災組織の土屋隆俊本部長は「課題を見つけるためにも訓練を行い、必要な設備なども確認したい」と話す。
 

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook