市立東柿生小学校(井上清一校長)の6年生が16日、早野聖地公園で同公園里山ボランティアの協力のもと、卒業記念の植樹活動を行った。
同公園の里山ボランティアは、早野聖地公園の保全や管理を通じて地域振興と文化の継承を目的に活動している。同校と約10年前から交流を続けており、6年生は毎年、里山ボランティアと連携し、年間を通じて里山について学習。講座や下草刈りなどに取り組み、卒業記念の植樹活動を行っている。
今年はコロナ禍で、学校行事の多くが中止となる中、昨年12月に初めて里山での学習を行い、この日の植樹を迎えた。6年生と教職員の約90人が参加し、ボランティアの指導のもと、35本のコナラとクヌギを同公園の敷地に植樹した。
同団体の小泉清会長は「今年はコロナの影響で例年のような学習は行えなかったが、自然を保っていくことの大切さを学んでもらえたと思う。20歳になったら、友だちと一緒に大きく育った樹木を見に来てほしい」と話していた。
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