サッカー・J1川崎フロンターレは4月22日、楽しく九九を覚えてもらおうと作成した「坂本九の『九九シート』下敷き」を市内の全小学2年生に寄贈した。片平にある練習場そばの柿生小学校にはレアンドロ・ダミアン選手が訪れ、同校の2年生に手渡すと、児童たちは笑顔を見せた。
フロンターレは毎年、「フロンターレ算数ドリル」を作成し、市内の全小学6年生を対象に配布している。今回は、川崎市出身の坂本九さんの生誕80周年を記念して、名前にちなみ、初めて九九シートを作成。坂本さんの紹介や代表曲なども盛り込んだ下敷きとなっている=写真下。
「算数頑張って」
当日、同校を訪れたダミアン選手は「算数頑張って」と声をかけながら、2年生5クラスの代表者にそれぞれ下敷きを手渡した。「算数は好きだったけど、良い成績でなかった。小さい頃から、夢に向かって努力、成長していってほしい」と幼少期を振り返り、子どもたちにメッセージを送った。
ダミアン選手から下敷きを受け取った黒田朋希くん(7)は「うれしかった。緊張したし、背が大きくてびっくりした。この下敷きを使って勉強していきたい」と話していた。
なお、下敷きは、フロンターレから市内全114校と、特別支援学校3校に送られ、2年生約1万2千人に配布される。
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