市立王禅寺中央中学校3年生の高橋大地さん(14)が6月13日、横浜市で行われた「第42回文部科学大臣杯少年少女囲碁大会」中学生の部の神奈川県代表決定戦に出場し、優勝した。その結果、8月20日、21日に行われる全国大会への出場を決めた。
毎年夏に、各都道府県を勝ち抜いた100人以上が集う同大会。神奈川県予選には12人が出場。高橋さんは「緊張はしたけど、リラックスして臨めた」と大会前の心境を振り返る。
初戦の対局が始まると「打っている感覚が良くて手応えがあった」と勝ち星を収めると、この日4戦全勝。「内容は競ったものばかりで、最後までギリギリだった」と話すも、調子の良さをキープし続け、全国大会への切符を掴んだ。
小学校入学前から囲碁を始めた高橋さん。小学6年生の時に、同大会の小学生の部・県予選で準優勝し、全国大会に出場。全国でも準優勝している。中学入学前に両親の仕事の関係でアメリカに転居し、昨夏帰国。同大会には3年ぶりの出場となる。「小6の時に準優勝できた大会。中学最後の大会で良い成績を残したい」と抱負を語る。
現在は、AIのアプリを使って目下練習中。「まずは予選のブロック戦を勝ち抜いて、小6の時と同じ順位か、それ以上を目指したい」と高橋さん。全国の頂点を目指して、熱い夏に挑む。
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