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3月29日
区内小中学生が参加する「麻生区SDGs推進隊」が、SDGsの取り組みを表すマップ作りを進めている。来年1月に成果を発表予定。活動を主催する市民団体「あさおのSDGs」は、同様の活動を区外にも広げようと、法人化やHP作成のためクラウドファンディングを開始した。
推進隊の活動は、ワークショップを通じ、子どもたちの目線で地域のSDGs(持続可能な開発目標)を学び、まちへの愛着醸成や、地域社会が持続する仕組みの理解と行動を促すのがねらい。今年度の麻生区市民提案型協働事業に採択され、7月から活動を開始した。推進隊のメンバーは、区内の小学4年から中学1年まで23人。
今年度、主に取り組んでいるのが「麻生区SDGsマップ」の作成。区内でSDGsにつながる企業や団体などの取り組みを調査し、地図に落とし込み可視化する。情報を出し合い、実際に企業も訪問しながら、10月、11月で地図づくりを進めてきた。
地図作成は、札幌市と静岡市がそれぞれ募集したSDGsのコンテストにもエントリーしている。
地図づくり、全国で
主催の「あさおのSDGs」は今年「かわさきSDGsゴールドパーナー」に認定。同団体は2030年まで活動を継続するという。一方で、今井雄也代表は「一般社団法人化し、全国に活動を広げていきたい」と考える。「活動に広がりを持たせたいのと同時に、他都市でも、ローカルアクションツールとして同じような活動が広がれば」と話す。
そこで、今後の運営資金を確保する目的で、クラウドファンディング(支援型の資金調達)を今月から開始。設定金額は40万円で、支援金は法人取得にかかる費用やホームページ作成費用などに充てる。期限は12月17日まで。(詳細はhttps://readyfor.jp/projects/asaonosdgs)。「区内の方に応援していただければ」と今井代表。
年明け1月16日に、推進隊は「子どもSDGsフォーラム」を開催し、作成したマップなど活動の成果披露を行う。年度内に区内小中学校への配布も予定している。
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