麻生区内の小中学生を対象とした「麻生区SDGs推進隊」が1月16日(日)、活動成果を発表するフォーラムを麻生区役所で開催した。
「推進隊」の活動は、区内におけるSDGs(持続可能な17の開発目標)の取り組みを子どもたちの目線で発見し可視化することが目的。小中学生23人で構成され、昨年7月から活動を開始した。市民団体「あさおのSDGs」(今井雄也代表)が進めているこの活動は、住みよいまちづくり推進を目的とする「麻生区市民提案型協働事業」に今年度の事業として選ばれている。
当日は、福田紀彦川崎市長、三瓶清美麻生区長、SDGsに取り組む区内企業などの担当者がゲストで出席。前半は、推進隊がこれまで行った区内店舗の見学や「麻生区SDGsマップ」製作などが紹介された。「私たちのSDGs」として推進隊が考えた17の目標に対する具体的な行動や指針も発表。「気候変動に具体的な対策を」の目標には「里山保全団体の活動に参加する」、「つくる責任つかう責任」の目標には「学校内のごみの分別を率先して行う」などが提示された。
後半は、参加企業がSDGsの取り組みを紹介し、推進隊とゲストがトークセッション。「一番優先度が高いと思っているゴールは何ですか」「男の子っぽい女の子、女の子っぽい男の子が使用できるトイレや更衣室の設置は考えていますか」等の質問が子どもたちから投げかけられ、ゲストは現状や将来に向けた考えを答えた。
今井代表は「子どもたちの思いを行動に変えていきたい」と語った。
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