神奈川県中学校柔道大会が7月28日、小田原市総合文化体育館で行われ、女子48キロ級に出場した市立柿生中学校2年の沖田結菜さん(13)が優勝した。昨年も同大会を制しており、2年連続で全国大会出場が決定。沖田さんは「優勝したい」と意気込みを語る。
昨年、1年生ながら県大会を優勝し、全国大会に出場した沖田さん。2回戦で惜しくも敗退し、その悔しさをバネに1年間練習に励んできた。昨秋行われた新人戦では市大会を制し、今年に入って行われた市民大会では、学年別の無差別級で準優勝するなど、結果を残してきた。
7月初旬に行われた川崎地区予選を勝ち抜き、臨んだ県大会。「去年はチャレンジャーとして全国を目指していた。今年は、全国で上位を目指しているので、県大会は勝ちたかった」と心境を語る。その言葉通り、前回大会王者として相手を寄せ付けず、初戦から決勝までの4試合をオール一本勝ちで優勝し、2年連続で全国への切符を勝ち取った。
所属する、はやの柔道クラブの後藤正和代表は「この階級で強かった選手が卒業していたから、勝てると思っていた。寝技は強いけど、投げて勝てるように技を磨いてほしい。レベルの高い全国でどこまででいけるか楽しみ」と課題を挙げながらも期待を寄せる。
沖田さんは8月8日から千葉県で行われる関東大会に出場した後、22日から福島県で開催される全国大会に臨む。「得意の背負い投げと、内股を磨いて、去年負けた同じ学年の選手にリベンジしたい。ガツガツと勢いをつけて優勝できるように頑張りたい」と意気込みを語った。
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