東百合丘在住の松岡正之さん(50)が先月、横須賀で開催された「ベストボディ・ジャパン2022横浜大会」に出場し、2つの部門のゴールドクラス(50〜59歳)で準グランプリと3位に輝いた。結果、11月に行われる日本大会への出場を決めた。
トレーニング文化、身体づくり文化の普及を目的に開催される同大会。全国各地で地方大会が開かれ、上位進出者が11月に両国国技館で行われる日本大会に出場できる。
松岡さんは「格好良さや美しさ、健康的な身体」を競うベストボディ・ジャパン部門、「細身で全身バランスの取れた身体」を競うモデルジャパン部門に初めて出場。7人が出場したベストボディ・ジャパン部門で準グランプリ、14人が出場したモデルジャパン部門で3位に輝いた。「レベルの高い首都圏で、2つのカテゴリーで入賞できてうれしい」と松岡さんは喜ぶ。
「全力出し切る」
印刷業を営み、野球を趣味にしていた松岡さん。40歳で体力・健康維持のために、新百合ヶ丘のジムに通い始めた。コロナ禍で時間ができたこともあり、トレーナーの資格を取得。昨年4月、パーソナルボディメイクのジムを王禅寺西でオープンさせた。座右の銘「指導者たるもの実践あれ」を実現するため、今年2月に同大会の出場を決意した。
食事制限をしながら、トレーニングの強度を落とさずに、減量に取り組んできた。「体重が落ちると重い器具を持ち上げるのが難しい。肩幅が広く、大胸筋の厚さが出にくいので、いかに強化し腹筋を見せるかこだわった」と振り返る。大会は筋肉だけでなく、笑顔や歩き方、ポージングも審査に含まれるため、講師に習いながら練習を重ねた。「予想以上に好成績を残すことができた。せっかくのチャンスなので、全力を出し切って、勝負できる身体をつくって臨みたい」と日本大会に向けて抱負を語った。
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