川崎市内各地で公演される「かわさきジャズ2022」の出張企画として、9月16日に市立柿生小学校(杉本眞智子校長)でジャズの生演奏が行われた。
出演したのは、市内在住のジャズピアニスト・福本純也さんが率いる「チョコ・ラ・テ・ピアノトリオ」。ラテン音楽を取り入れた、ピアノとドラム、ベースのジャズトリオだ。
児童は低学年と高学年に分かれて鑑賞した。演奏を前に福本さんは「ジャズの特徴は自由なこと。譜面に書かれていないことも即興で演奏します」と話した。
『スーパーマリオブラザーズ』『紅蓮華』といった児童にも聞き馴染みのある曲のジャズアレンジや、ブラジルのタンバリン「パンデイロ」のパフォーマンスが披露された。児童はサンバなどラテン音楽のリズムを手や足を使って楽しんだり、柿生のイメージソング『かきくけかきお』を踊りながら歌ったりもした。終演後は「かっこいい音楽でびっくり」「知っている曲も雰囲気が違っておもしろかった」と感想が挙がった。
かわさきジャズはホール公演が主体の音楽フェスティバルとして2015年に開始。市内の小学校に出向く演奏活動も同年から行っており、音楽文化やライブの楽しさを子どもたちに体験してもらうことが目的だ。
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