1月10日は「110番の日」――。麻生警察署(吉田善成署長)は同日、新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキで、110番の適正利用を呼び掛けるキャンペーンを実施した。野村證券(株)新百合ヶ丘支店の渡邊和貴さん(29)と原田実智子さん(28)が一日警察官として啓発活動に参加した。
110番は、事件や事故など緊急を要する際に通報ダイヤル。同署によると、昨今は急を要さない電話が後を絶たず、現場への到着が遅れるなどの支障をきたすこともあるという。
今回のキャンペーンに参加した渡邊さん、原田さんは、同署で委嘱式を行った後、110番通報の模擬訓練を実施。駅前に移動して、110番通報マニュアル、急を要さない場合の相談ダイヤル(#9110)などが掲載されたチラシやティッシュなどの啓発グッズを、同署署員、神奈川県警親会多摩・麻生支部のメンバーと一緒に配布した。
渡邊さんは「警察官は身近な存在。今回、貴重な体験をさせてもらった」と振り返り、原田さんは「模擬体験させてもらい、110番する際には詳細な情報があればあるだけ良いということが分かった。いざという時に適正な利用をしたい」と話した。
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