「室内ホッケー」とも言われるフロアボール。小学生対象の「日本U9U12フロアボール大会2023」が先月、山梨県内で開催され、「岡上フロアボールクラブ」の5、6年生合同チームがU12の部で初優勝した。決勝ではチームワークを発揮し、ライバルを破った。
フロアボールは、1チーム6人制で、プラスチック製のスティックとボールを使って得点を競い合う。70か国以上で行われている競技だ。
同大会で優勝したのは「岡上ペガサス」の名前で出場した、岡上小6年の石渡優翔さん、大高茉奈さん、川原彩花さん、齋藤奏空さん、同小5年の川北壱さん、谷口郁斗さんの6人。同部門には神奈川、東京、山梨から6チームが出場した。決勝の相手は、これまで勝てずにいた都留市のチーム。ペガサスは序盤に得点すると、強固なディフェンスを貫いた。ピンチのときもチーム一丸でゴールを守り、相手の得点を許さなかった。キャプテンの大高さんは「チームプレーを意識した。今まで負けていたチームに勝ち、全国優勝の目標が達成できてうれしい」と笑顔を見せた。
加藤宗一監督(68)は
「子どもたちは気合を入れて特訓してきた。最後は勝ちたい気持ちが乗り移ったことが結果につながった」と勝因を語る。
同クラブは、麻生市民館岡上分館の市民講座をきっかけに8年程前に発足。現在は岡上小や近隣の子ども25人が、週に1、2回、同小で練習する。チームの特徴は、元気で仲が良いこと。「けんかもするけど、みんなで話し合って解決する」と大高さんは話す。
まもなく6年生が卒業し、新体制となる。今後に向け、川北さんは「初心者の子がうまくなり、もっとパスできるようになれば」と意気込む。
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