柿生のご当地ヒーローとして活動する「カキライザー」。プロデュースする芸能事務所「川満アート・テイメント(株)」(岡上、川満スティーブ証社長)は、区内のみならず市内、県内外への柿生のPRと地元の活性化を目的に、現在テレビ番組の企画化を進めている。川満社長は「柿生の地域ブランド向上と持続可能なまちづくりが進めば」と意欲を見せる。
イベント企画、ダンスなどのスクール、アーティストのマネージメントを手掛ける同社。商店街など地域を巻き込み、柿生をPRし、コロナ禍で落ち込む子どもたちを元気づけようと、「柿生を愛し、柿生の平和を守るヒーロー」をコンセプトに、2020年10月に「柿生の戦士 カキライザー」を企画。敵役でもある「闇ライザー」と共に、これまで同社のユーチューブ番組のコーナーに登場するほか、地域の清掃活動や宣伝などの映像が製作されている。区内のイベントや、幼稚園などにも定期的に訪問し、ヒーローショーを実施。地域にもその活動が浸透してきた。
そうした中で、柿生を市外、県外の人に知ってもらい、子どもも大人も楽しめる作品を作ろうと、同社ではテレビ番組の企画化を計画。「カキライザーの存在と、活動を知ってもらい、映像に残すことで多世代にも応援してもらえる」と川満社長はその意図を語る。地域の特産物である禅寺丸柿の広報や、柿生地域のイメージアップ、地元への愛着などにもつなげていきたい考えだ。
川満社長によると、今年秋の放映を目指し、テレビ局と交渉を重ねており、番組づくりのためのスポンサーへの声掛けも行っているという。番組は20分から30分で、柿生地域での撮影を予定。川満社長は「企画として、昔の戦隊もののように、車を飛ばしたり、爆発や炎を使った演出も考えている。映画館での先行上映会やご当地ヒーローを集めたイベント、ストリーミング配信などもやりたい」と願望を話す。続けて「地元に元気を出してもらうためにも、ぜひ実現させて、地域の盛り上げに役に立ちたい」と思いを語る。
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