神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
麻生区版 公開:2023年4月21日 エリアトップへ

白鳥中1年佐々木さん 空手2大会で全国優勝 福田市長を表敬訪問

スポーツ

公開:2023年4月21日

  • X
  • LINE
  • hatena
ベルトとトロフィーを手に、福田市長に優勝を報告する佐々木さん
ベルトとトロフィーを手に、福田市長に優勝を報告する佐々木さん

 空手の2つの全国大会で優勝した佐々木ひかるさん(市立白鳥中学校1年)が4月13日、川崎市役所を訪れ、福田紀彦市長に優勝報告を行った。佐々木さんは、世界全極真 志優会はるひ野道場に通っており、2大会で全国優勝を決めたのは自身初。「今年、両方の大会で連覇を目指したい」と今後の目標を語る。

 小6だった昨年12月に愛知県豊田市で行われた「全日本ジュニアチャンピオンシップ」に、関東予選を勝ち抜いて出場した佐々木さん。同大会は直接打撃制(フルコンタクト)で、全国の各地区予選を勝ち抜いた約1370人が出場。幼年から高校生まで、年齢や体重などに分かれて競われる中、佐々木さんは小学6年生・女子重量級(42キロ〜)に出場した。

 「小4のときに優勝して、前回はベスト8で負けていたので、優勝したかった」と佐々木さんは振り返る。1回戦から勝ち上がり、決勝では、前大会の準々決勝で負けた選手と対戦。160センチ、55キロの佐々木さんを大きく上回る体格の選手を相手に、延長戦で判定勝ちし、2年ぶりの優勝を決めた。「最初は緊張していたし、延長で体力が限界に近かった。試合が終わって自分に旗があがり、言葉にならない気持ちで、うれしかった」と声を弾ませた。

 今年1月に大阪で行われた「W・K・Oジャパンアスリートカップ」も、同じくフルコンタクトの大会で、全国の各地区予選を勝ち抜いた870人が出場。佐々木さんは、小6女子の部(40キロ以上)に出場し、1回戦から勝ち上がっていった。「決勝の相手は、今まで対戦したことがなく、強いとうわさになっていた選手だった。会場のライトアップもすごくて緊張したけど、勝つことができた。大阪まで行ったので、勝てて安心したし、うれしかった」と振り返った。

 市役所を訪れ、福田市長に大会の優勝を報告した佐々木さん。福田市長は「2つの大会で優勝し、川崎市から日本一が出るのはうれしく、誇らしい。激しいフルコンタクトは勇気がいる。それを乗り切っての優勝。さらなる高みを目指して、頑張ってほしい」と労い、エールを送った。

目指すは2連覇

 佐々木さんは4人きょうだいの次女で、空手を始めたのは小1から。在学していた栗木台小の体育館で、空手の練習をしていたのを見て興味を持った。それから週に5回、練習に励み、実力を伸ばしていった。「やりたいことに集中して、徹底できる」と父親の友三郎さん。志優会の新津茂男代表は「芯が強く、向上心がある選手」と佐々木さんを評する。佐々木さんは「パンチが課題。蹴りにつなげて隙のない戦いがしたい。大会2連覇を目指して頑張りたい」と目標を語った。

麻生区版のトップニュース最新6

災害時のトイレ、備えは

能登半島地震

災害時のトイレ、備えは

携帯用不備60% 市、啓発に力

3月29日

「もの忘れガイド」刷新

麻生区

「もの忘れガイド」刷新

増える認知症高齢者、支援

3月29日

「こども大学」で学び提供

小田急不動産×多摩大学

「こども大学」で学び提供

3月30日 体験会・講座 

3月22日

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

川崎市ホームページ

11年ぶり、全面刷新(リニューアル)

利便性、視認性を向上

3月22日

「電子商品券」を導入へ

4月から

「電子商品券」を導入へ

市、ふるさと納税の返礼品

3月15日

檜山公園の活用模索

川崎市

檜山公園の活用模索

実証実験2年目で手応え

3月15日

あっとほーむデスク

  • 3月29日0:00更新

  • 3月1日0:00更新

  • 1月19日0:00更新

麻生区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月29日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook