麻生区が目指す「認知症にやさしい まち」の実現に向けて、今年2月に発足した区民有志の団体「おれんじあさお」。同団体の活動説明と意見交換会が4月17日と20日、福祉パルあさお(万福寺)で開催された。2日間で延べ40人が訪れ、認知症に関する意見交換を行った。
昨年度まで麻生区の認知症地域支援推進委員を務めていた倉石知恵美さん、介護の仕事に従事する大竹明さんが共同代表を務める同団体。「認知症共生ひろば あさお」と銘打ち、区との協働、介護事業所や地域で活動している支援団体、認知症サポーターと連携して活動を行っていくという。
説明会では、大竹さんから、今後の方向性が示された。具体的には、認知症サポーター養成講座を毎月開催し、同講座の講師等を務めるキャラバンメイトの参加メンバーを増やしていく。また同サポーターらの勉強会開催、賛同者のネットワークづくり、すでに行っている活動に対する支援、情報発信や広報などについて説明した。
大竹さんは「多くの方に来ていただけた。活動の賛同者を増やし、麻生区全体が『認知症にやさしいまち』となるよう取り組んでいきたい」と今後の抱負を語った。
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