麻生区 社会
公開日:2023.07.21
交通事故防止を啓発
高校生ら59人参加
麻生区交通安全対策協議会、麻生区役所、麻生警察署ら関係団体は7月11日、新百合ヶ丘駅南口ペデストリアンデッキ下層階で夏の交通事故防止運動キャンペーンを行った。
7月11日から20日まで全国で一斉に実施された夏の交通事故防止運動に合わせて行われた今回のキャンペーン。10団体56人が参加したほか、神奈川県「みんなの交通安全教育推進運動『スタートかながわ』」の一環として県立麻生総合高校の生徒3人も参加した。
参加者は、啓発チラシや汗拭きシートなどを配布して、交通安全を呼び掛けた。同校2年の冨田大蓮さんは「少しでも役に立てていればうれしい。自転車を乗る際には点検や運転に気を付けたい。良い経験ができた」と振り返った。同協議会の渡辺孝一会長は「事故ゼロを目指して諸活動を行っていきたい」と話した。
麻生警察署によると、同署管内で1月と3月に交通死亡事故が起きており、7月10日時点で163件の交通人身事故が発生。そのうち、65歳以上の高齢者、中学生以下の子どもの事故が多く、市内8署の中でもワースト1位だった。玉置敏也署長は「これから夏休みシーズン。運転する側も歩行者も気を付けてほしい」と呼び掛けた。
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