虹ヶ丘地区のまちづくりを考えるための地域周遊型イベント「虹ヶ丘ナゾ解きウォーク」が11月18日(土)、同地区で初めて開催される。同日には、周遊ポイントとなるUR虹ヶ丘団地、ネクサスチャレンジパーク早野でもそれぞれイベントを開催しており、主催する川崎市は、地域一体となったまちの盛り上がりに期待を寄せる。
今回初めて企画された「虹ヶ丘ナゾ解きウォーク」。子どもと保護者を対象に、来年の川崎市市制100周年記念のプレ事業として開催される。
開催時間は午前11時から午後3時。UR虹ヶ丘団地内中央広場とネクサスチャレンジパーク早野で配られる謎解きマップを手に、その2施設と虹ヶ丘公園の計3カ所を周遊し、それぞれに隠されたヒントを探して、謎を解いていく。すべての謎を解くと景品が贈呈されるという内容だ。参加費は無料。
川崎市は、UR都市機構と、ネクサスチャレンジパーク早野を運営する東急(株)と、地域連携協定を締結しており、郊外の住宅団地に関する再生について議論を交わしてきた。今回、現地で住民の声を直接聞き、今後のまちづくりに役立てることを目的に、同イベントを企画した。
主催する市の担当者は「虹ヶ丘団地でアンケートを実施し、地域の意見をお聞きしたい。地元を周遊してもらうことで、公園や施設といった地域資源など、まちの魅力を再発見してもらえれば」と呼び掛ける。
詳細は、市ウェブサイトで確認。
同時に3イベント
周遊ポイントとなるUR虹ヶ丘団地では「虹のまちにわフェス」を同日に開催。中央広場、集会所で、各種キッチンカー、北欧発祥のスポーツ・モルックの体験、三陸復興マルシェなどが企画されている。
ネクサスチャレンジパーク早野では、18日・19日(日)に「ハロー ネイバーズ!」と題した移動販売等のイベントを実施。ナゾ解きウォークに合わせて、片手で食べることができるグルメやスイーツのキッチンカーなどが出店される。また横浜市青葉区主催の「なぞときイベントラリー」も同日開催される。
川崎市の担当者は「地域が一体となってイベントを開催し、それを周遊することで盛り上がり、新しい市民同士の交流が生まれれば」と地域の活性化にも期待を寄せる。
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