障害者の就労支援などを行うNPO法人ぶらりば(小幡富士雄理事長)のクリスマスマーケットが12月8日、同法人が運営する小規模生活介護事業所「Cafe de Lien(リアン)」で行われた。
高校を卒業した障害者の日中活動の場として運営される同事業所。コミュニティカフェとして、地域住民たちに食事や休息の場を提供することで、当事者以外でも障害への理解を深められる場を目指している。
活動の一環として2021年から3カ月に1回実施されているのが「りあんマーケット」。普段の活動の成果や施設の発信の場として始められ、利用者たちの作品などを販売している。
当日は、サンタ帽をかぶった利用者たちが手づくりのパンやクリスマス雑貨を販売。正午を過ぎると、近隣で働く人らで一層のにぎわいを見せた。今回は初めて「ピカソ・カレッジ新百合」や「赤い屋根」(町田市)など、近隣で活動する障害者支援団体も参加。連携しながらワークショップなどを行った。
小幡理事長は「オープンなスタイルで行っているからこそ、地域に順応できている。単独になってしまいがちだが、他事業所とも協力し、縦横のつながりを深めたい」と展望を語った。
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