区内細山にある障害者支援施設の川崎授産学園で12月16日、親子向けの初心者点字体験教室が行われ、4組10人の親子が点字を学んだ。
同施設の中でボランティアとして活動する点訳グループ・木の芽会(天木佐代子代表)の協力のもと、視覚障害への理解、関心を深めるため、約40年ほど前から連続講座を行っていたが、コロナのため中止に。代替案を模索し、2020年から親子向けの1日講座を行っている。
当日は、同会の指導のもと、参加者は、現在主流となっている6点点字の説明や、読み、書き方のルール、五十音や数字の表記について学んだ。その後、点字を書くための点字器と点筆を使って、自分の名前を練習。五十音表を確認しながら、学びの仕上げとして、メッセージカードを完成させた。体験した西岡晴奏さん(栗木台小5年)は「一つ間違うと焦ってしまい難しかった。元々興味があったので、積極的に学びたい」と意欲を見せた。
天木代表は「まずは、独自のルールなど、点字ならではの点を知るきっかけになれば」と思いを語った。
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