昨シーズン天皇杯を制したサッカーJ1・川崎フロンターレは1月11日、川崎大師平間寺で、新年恒例の必勝祈願を行った。その後、各選手は市内の商店会へあいさつ回りに訪れた。
選手、スタッフら総勢60人が同寺を訪れ、護摩法要で新シーズンの飛躍を誓った。鬼木達監督は「改めて、目標としてJリーグ優勝を目指したい。選手・スタッフは大きく変わっているが、それを力に変えて一丸となって戦いたい」と抱負を語った。
その後の商店会まわりでは、麻生区の新ゆりグリーンプラザ商店街には、家長昭博選手が訪れ、写真撮影会が行われた。開始前の3時間前から並ぶ人がいたりと、約300人が列をつくるほどの盛況ぶり。父親が大ファンという向原在住の溝田莉瑚さん(7)、莉洼さん(5)は家長選手のユニフォーム着用で対面。手書きの手紙を渡すと、家長選手から「勉強も遊びも頑張って」と声を掛けられた。2人は「緊張した。カッコよかった」と話していた。
柿生中央商店会を訪れたのは、FC町田ゼルビアからチームに復帰した松井蓮(れん)之(じ)選手。サイン会には、松井選手の横断幕を持参するサポーターや町田サポーターらが多く駆け付けた。松井選手は「川崎はファンとの交流を大切にするクラブというのを改めて感じた。町田サポーターも来てくれて、川崎サポーターも『お帰り』と声を掛けてくれてありがたい環境にいると実感した」と感謝の言葉を述べた。新シーズンに向けては「川崎はタイトルを取るべきチームなので、それに少しでも貢献できるように頑張っていきたい」と意気込みを語った。
柿生中央商店会の野村衛一会長は「麻生区は川崎の端だからこそ、地元の熱量を出していきたい。こうして毎年選手が来てくれることで、商店会にも活気が生まれる。今後もチームに協力していきたい」と語った。
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