麻生区内を拠点とする中学軟式野球クラブ「麻生ベースボールクラブ」(麻生BC)が先月、「関東中学生軟式野球クラブチーム関東大会・秋季大会」で県内上位2チームに選出。県代表として8月に滋賀県で開催される「第14回全日本少年軟式野球クラブチーム選抜大会」(軟式野球ジュニアリーグ主催)への初出場が決まった。
関東大会は昨年9月から10月にかけて予選リーグを実施。初戦は、過去に対戦し敗れた道塚倶楽部(東京都)と対戦。初回からリードし、最終回に点を取られたものの逃げ切り、2対1で勝利した。続く2戦目は、府中タイガース(東京都)と対戦。拮抗した展開で同点のまま延長タイブレークへ。3対2で決勝大会へと駒を進めた。
12月に行われた決勝大会には、予選リーグ1位のチームが出場。15チームが参加し、トーナメント方式で行われた。麻生BCは、くじの結果シード権を獲得。勝ち上がってきた強豪・ブラックキラーズ(東京都)を相手に、序盤、互角の展開を見せたが、中盤にエラーが続き、0対8で敗れた。
シードだったため、ベスト8という結果に。神奈川県内から出場していた他2チームの結果から、県内上位2チームに入り、初の全国大会への切符を掴んだ。
昨年7月から主将を務める一塁手の池田翔選手(西生田中2年)は「全国はいい経験になると思う。決勝大会で負けてしまった悔しさをバネに1勝でも多くとり、県代表として恥ずかしくない結果を残したい」と意気込みを語った。
メンタル強く前へ
「運も味方にして掴んだ全国の切符。選手たちが一生懸命に取り組んできた結果が出たのでは」と同チームの原伊久雄代表は試合を振り返る。
チームの強みは、攻守それぞれに安定した選手がいるバランスの良さ。原代表は「基本からみっちり、繰り返し練習してきた。あとは負けたくないという思いをどこまで持てるかが重要。気合いが空回りしないよう、気持ちで勝ちにいきたい」と力を込める。全国大会に向けて、「ほかにも出場する予定の大会はたくさんある。場数を踏んで、8月までにさらに鍛え上げていければ」と展望を語った。
全国大会は8月10日から13日まで、滋賀県の2会場で開催される。全国から20チームが参加する予定。
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