区民記者が走る! vol.28 2023年 August 花盛り! 麻生の落語文化
さまざまな文化・芸術が花開く街、麻生区。そのひとつとしてすっかり根付いているのが落語会だ。
最も知られているのは、川崎市アートセンターを会場とする「しんゆり寄席」だろう。初音家左橋、一玄亭米多朗両師匠(ともに多摩区在住)が世話人を務め、多彩なゲストが加わる華やかな会は、この1月までに109回の開催を重ねている。一方、麻生市民交流館やまゆりでは、左橋師匠の独演会「新春やまゆり寄席」が年明け早々に開催されるほか、立川流の若手、立川志らぴーさんの会がほぼ毎月のペースで開かれている。毎年、大看板や人気者がやって来るのは麻生市民館。寺やカフェなどで開かれる会も区内、近隣で開かれており、落語を楽しむ機会には事欠かない。
大笑いできる滑稽噺もほろりとする人情噺もあり、江戸期の風俗や情緒も味わえる幅広さが魅力。麻生の落語文化はいま花盛りだ。
区民記者とは?
地域活動が盛んな麻生区で活動する団体にスポットライトをあてるために、麻生市民交流館やまゆりを運営する認定NPO法人あさお市民活動サポートセンターが中心となって、文章を書くことが好きな区民で活動しています。
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