意見広告・議会報告
県政報告【19】 テクニカルショウヨコハマ2024 神奈川県議会議員 小林たけし
「19世紀は石炭、20世紀は石油、そして21世紀は太陽光など自然エネルギー。エネルギーの地産地消を実現したい!」
2月7日〜9日まで、神奈川産業振興センターと共に神奈川県も主催したテクニカルショウヨコハマ2024を訪ねました。私が聴講した黒岩知事と桐蔭横浜大学・宮坂力教授、(株)マクニカの原一将社長の3名による対談では、ペロブスカイト太陽電池を活用した脱炭素社会の未来図について議論が行われました。知事の語る未来像に、宮坂教授や原氏は伸縮自在のフィルム型太陽電池をランドセルや屋外作業員の制服に貼り付ける具体的な事例で応答。そして、日中の太陽光を夜間に使用するための蓄電池を組み合わせた活用の有用性に言及しました。
近い将来の商用化を目指していますが、課題は多くの企業が導入することによるコスト低減。多くの企業関係者が耳を傾ける中、3名はペロブスカイト太陽電池の潜在的な可能性や、設置を前提とした実証実験の構想を語りました。最前列で聴講し、率直に夢のある、非常に大きなプロジェクトであると思いました。
今後は実証実験を繰り返しながら、有用性を証明すると共に県内の事業者に活用してもらうための政策を県は考えていくことになります。そんな中で私は議員としてメリットとデメリットを整理して、活用していくことを念頭に前向きな議論を議会の中で展開していきたいと考えています。
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