駐輪場の不正利用削減を 区役所が警備員を配置
麻生区役所総務課が夏休み中の区役所内駐輪場の不正利用を防ぐため、今月末まで警備員を配置する防止策を講じている。
区役所内の駐輪場は図書館や市民館などを利用する場合に無料利用できるが、施設を利用しない人による不正利用が目立っていた。夏休み中は子どもたちによる図書館利用などで駐輪場のニーズが増えるため、区役所総務課が8月末までの不正利用の防止に乗り出した。
3年前には駐輪場の混雑時に通路にはみ出してとめていたバイクのマフラーで、子どもがやけどを負った事案も発生したことから、同課では不正利用の増加に危機感を募らせていた。
警備員によれば防止策を講じた初日は、50人以上の不正利用者がいたという。
こうした防止策について総務課長の杉山俊成さんは「警備員がいなくなった後も、区民一人ひとりに適正利用を守ろうというモラルを持ってほしい」と話している。
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