川崎市と韓国・富川(プチョン)市の友好都市締結20周年を記念し、市民団体などでつくる実行委員会が昭和音楽大学を拠点に活動する交響楽団「テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ」の訪韓公演を企画している。今月には壮行チャリティー特別演奏会を市内2カ所で開催し、同交響楽団への市民の支援の輪を広げていく。
「日本・韓国文化音楽交流親善事業実行委員会」は音楽で日韓友好のかけ橋を結ぼうと、川崎市日韓親善協会や川崎・富川市民交流会などで結成。斎藤文夫川崎市日韓親善協会会長が実行委員長を務める。山本武司事務局長によると、「テアトロ・ジーリオ・ショウワ・オーケストラ」は昭和音楽大学の卒業生を中心に2010年に結成し年4回の定期コンサートを行っているが、一方で海外公演実績がないという。交響楽団のレベルは海外公演の経験によって磨かれるとされ、派遣を決めた。
韓国公演は7月20日、21日、22日に行われ、プチョン・フィルハーモニック・オーケストラとの共演や城南市嘉泉大學校との友好交流室内楽コンサート、世宗市ソウル・オペラ団、日韓ソリストとの共演などを企画する。訪韓公演に先立ち、実行委員会では壮行チャリティー特別演奏会を今月市内2カ所で開催し、市民の賛同を広げる。
チャリティーコンサートの日程は次の通り。※有料
▽6月18日(土)=ミューザ川崎シンフォニーホールで午後2時から、テーマ=「『オペラアリア』と『初夏の第九』」
▽6月25日(土)=昭和音楽大学テアトロ・ジーリオ・ショウワで午後2時から、テーマ=「『新世界より』と『映画音楽』」
(問)同大チケットセンター【電話】044・953・9899
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