政府は11月3日付けで2017年秋の叙勲、褒章を発令した。麻生区内からも叙勲は、区内在勤の對比地治夫さん(80)が旭日単光章を受章、褒章は高石在住の藤沢順一さん(67)が紫綬褒章、千代ヶ丘在住の土方茂さん(62)が藍綬褒章を受章した。
對比地さんは全日本司厨士協会東京地方本部副会長を務め、区役所内にある「レストランあさお」のオーナーシェフでもある。料理人の育成など、同協会での長年の活動が評価された。對比地さんは「長年積み重ねてきた努力が認められて嬉しい。これからも世のため、人のために料理を提供していきたい」と話した。
また、藤沢さんは撮影監督として30年以上、映画製作に携わり、近年では「八日目の蝉」「舟を編む」などの作品を残している。藤沢さんは「映画は総合芸術であり、各パートが一つになって作品を作り上げていく。ひとえに映画作りの仲間たちのおかげであり、光栄。体が続く限りは撮り続けていきたい」と語った。 土方さんは現在、麻生消防団の6代目団長を務めており、消防団での活動は30年以上。「非常に嬉しい。長年頑張ってきた甲斐があった。家族も喜んでいる。いただいた褒章に恥じぬよう、さらに活動を頑張っていきたい」と話した。
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