新百合ヶ丘周辺の文化施設を中心に、様々な芸術公演を開催する「アルテリッカしんゆり」(川崎・しんゆり芸術祭)が4月21日(土)に開幕する。10回目となる今年もオペラやバレエ、演劇といった舞台芸術に、ジャズやオーケストラといった音楽、落語などの伝統芸能まで、多彩な公演が5月中旬まで催される。
地域で支える祭典
2007年、昭和音楽大学の音楽ホール「テアトロ・ジーリオ・ショウワ」と、映画上映ホールと小劇場を備えた市アートセンターが相次いでオープン。区内には以前から様々な芸術家、アーティストが暮らしていたこともあり、地域が主体となって良質な芸術公演を催すことで街の活力を生み出そうと09年からスタートしたのがアルテリッカだ。
行政や大学、民間団体の参加に加え、「アートボランティア」として地域住民らが広報・宣伝や会場案内、受付けなど裏方として参加しているのもアルテリッカの特徴の一つ。様々な世代が交流する機会として参加者も年々増えており、今年は約200人がイベント運営に携わっている。
今回も多彩な公演
テアトロ・ジーリオ・ショウワや麻生市民館、アートセンター、21ホールなどを会場に催されるのは31演目40公演。藤原歌劇団(オープニング公演)やスターダンサーズ・バレエ団(フィナーレ公演)、東京交響楽団、和太鼓梵天、劇団民藝、ジャズピアニストの国府弘子さんに落語家の春風亭昇太さん、子ども向け公演で登場の劇団飛行船など、バラエティに富んだラインナップとなっている。それぞれの公演詳細などはHP(http://www.artericca-shinyuri.com/)で確認を。
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