あざみ野駅から新百合ヶ丘駅までの横浜市営地下鉄3号線(ブルーライン)延伸事業の早期完成を推進する期成同盟会が1月29日、新百合トウェンティワンホールで第2回総会を開催した。
同会は、麻生区内にある学校法人やまちづくり団体などで昨年1月に組織された。地下鉄延伸について、一体感を持って早期完成を図り、地域発展に寄与することが目的だ。これまで、市担当職員との学習会開催や広報ポスタ―、チラシ、会報などを発行してきた。
「前向きな方向性を」
創立1周年を迎えたこの日は、麻生区側の3つの路線ルート候補から、ヨネッティー王禅寺付近を通る「東側ルート」に決定した直後での開催。冒頭、小塚良雄会長(桐光学園理事長)は「探り探りの状態でやってきたが、今回の総会を準備していたところ、ルート決定が発表された。非常に順調にきたのかなと思う」とあいさつ。続けて「(新駅周辺の)開発はどうなるかなど気が早く思うこともあるが、この会では前向きな方向性を持てたら」と語った。
総会では、2019年度の事業報告や決算報告、2020年度の事業計画、予算案が議題として話し合われた。2020年度も学習会や会報の発行を続けるという。
地下鉄延伸事業は2030年の開業を目指し、あざみ野駅から6キロ延伸。完成すれば新百合ヶ丘とあざみ野駅間は約10分の移動時間となる。
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