高石地域包括支援センター(千代ヶ丘)を拠点に、手作りマスクを通じた地域貢献活動が4月から行われている。
発端は、同センターに地域活動をしている人から手作りの布マスクが届いたこと。同センターの倉石知恵美さんらは、必要な人にマスクが手に入らない状況と、外出自粛で時間があるが普段の活動ができていない人々が思い浮かんだ。「マスクが欲しい人と作りたい人をマッチングしたい」とプロジェクト化。地域住民にマスク作成や材料の提供を呼びかけた。現在では約20人ほどのメンバーが活動し、1カ月間で約500枚を作成。近隣の高齢者施設のほか、小学校のわくわくプラザや子ども食堂などに300枚を配布した。
「役に立てて嬉しい」
メンバーでケアマネジャーの小泉悦子さんは「マスクを作るメンバーから『自分が役に立てるのが嬉しい』という声が挙がっている」と話し、倉石さんは「布の提供だけでも地域貢献になる」と笑顔を見せる。活動は今後も継続する。
プロジェクトの問合せは同センター【電話】044・959・6020。
麻生区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|