能登半島地震
災害時のトイレ、備えは
携帯用不備60% 市、啓発に力
3月29日
麻生区は「麻生区総合防災訓練mini」を10月30日、31日に開催する。例年行われている防災訓練だが、今年はコロナ禍もあり”自助”を大きなテーマとして内容を企画。また、初の試みとして動画による撮影も行われ、ホームページに後日紹介される。
区防災訓練は自主防災組織を中心に、区と地域が一体となって地域防災力向上を目的に行われてきた。今年はコロナ禍もあり、開催が危ぶまれたが、規模を縮小する開催が決まった。
今年の大きなテーマは自分の身は自分で守る『自助』。自助の取組みを正しく学び、災害に応じた適正な避難行動「リスクマネジメント」を身に着けることが目的となっている。
例年は体育館などで宿泊し避難所体験を行ってきたが、今年は自宅で避難生活ができるかを体験する「おうちキャンプ入門」を企画。家庭にある食料、飲料水、寝具などの備蓄品を使用し、それだけで1晩を過ごすことができるかを検証する。その他、着火訓練、非常時の炊飯体験も実施予定。今回は小学4〜6年生がいる区内在住の家族10組を募集。
令和元年東日本台風時の避難所運営の検証や、感染症リスクを軽減させるため、区危機管理担当は「自宅を安全な場として、備えてほしい。自宅が安全なら避難所への異動は必要がない」としている。
動画使い紹介
3密を回避するため、その他の訓練も人数制限をしながら行われる。そのため、防災学習会「震災時の初動を学ぼう」、「災害に応じたリスクマネジメント講座」(先着100人)=ともに31日=の当日の様子は動画で撮影され、区のホームページで紹介される。「自宅で訓練の疑似体験ができるようにします。ぜひ実践してみてほしい」と同担当。今後の訓練でも動画撮影は行われ、防災ライブラリーとしてホームページに蓄積されていく。
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