能登半島地震
災害時のトイレ、備えは
携帯用不備60% 市、啓発に力
3月29日
はるひ野小・中学校で予定していた『麻生区総合防災訓練』の中止を受け、麻生区は2月13日(土)から21日(日)まで『区民みんなでおうち防災訓練』をホームページ上で開催する。家庭で実践できる訓練や学習コンテンツを企業や市民団体と協力して提供。オンライン上だけの防災訓練は区として初の試みだ。
区は総合防災訓練を13日に予定していたが、緊急事態宣言が延長されたため、中止を決定。訓練の新しい形として、会場に集まらず家庭で実践できる情報を提供する方針へ変更した。
今回の訓練はテーマを「初動」「避難所運営」「互助」「自宅避難」の4つに設定。それぞれの状況に備え基本的な行動ができるような内容となっている。ガス、電気、通信など災害時のライフラインについて紹介するほか、地元のアジア航測(株)(万福寺)は、地震のメカニズムや川崎市の被害予測を映像で情報を公開する。
市民団体も参加。ごみ袋を使ったトイレづくりや乳幼児の保護者向け防災備蓄などを動画、ウェブページで発信する。各情報は麻生区ホームページ内に掲載される。
区危機管理担当は「コロナ下でも、災害はいつ起こるかわかりません。ぜひ家庭で実践してほしい」と話している。区役所ロビーでは、防災啓発コーナーが設置される(15日(月)〜19日(金))。
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