新百合ヶ丘を舞台にした小田急電鉄によるアニメーション動画が、3月から公開されている。
アカデミー賞受賞作「つみきのいえ」(加藤久仁生監督作品)にアニメーターとして参加、さらにMV・コマーシャルから短編まで手掛ける森川耕平氏と一緒に作り上げたPRアニメーション「顔を上げれば」。共働きで幼い子どもが2人いる女性の日常を、まち模様とともに描く。「自分らしく、豊かで彩りあふれる暮らしができる」小田急沿線への移住促進や、沿線内住民の愛着醸成を目的に制作された。
同社によれば、主人公のような家族が住みやすく、コンセプトを表現できる舞台として新百合ヶ丘が選ばれた。アニメには駅周辺や百合丘の弘法松公園も登場。制作にあたり現地調査を行い、「駅周辺の都会感、豊かな緑、勾配が見せる風情など、まちの特色を意識して描くロケーションを選定した」と同社広報担当者。現地で収録した環境音も使用されている。
同担当者は、アニメを通じ「日々の生活の中にある満たされた時間やささやかな幸せに気づいていただくきっかけになれば」と話している。
動画は小田急電鉄のサイト内特設ページや公式ユーチューブチャンネルで公開。30秒の短尺版は小田急線の車内ビジョンでも放映されている。
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