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3月29日
虹ヶ丘地区にある3施設が協力し、合同写真展を今月開催した。これまでもレクリエーションなど多世代交流を行ってきた3者だが、対面できない代替案として今年初めて企画。新たな施設間の交流も生まれている。
参加したのは、虹ヶ丘こども文化センター、特別養護老人ホームなどのヴィラージュ虹ヶ丘、にじのそら虹ヶ丘保育園。3施設から10人ずつ、利用者の笑顔を職員が撮影した写真がこども文化センター内に展示された。10月12日から18日までに約60人が写真の見学に訪れた(21日に終了)。
それぞれ近隣にある3施設は、これまで「多世代交流事業」として一緒に歌を歌うレクリエーションなどを年1回ほど実施してきたが、昨年はコロナ禍で中止に。今年の開催について話し合う中、同センターでNPO法人が協力する世界の子どもの写真展を行うことが決まっていたことから、対面でなくても実施できる写真展を同時開催することが企画された。
会場の同センターには、他の2施設の利用者や家族も訪れていたという。同センターの職員は「『面会に制限があり、なかなか会えないから写真を見に来た』というヴィラージュ利用者の家族など、普段のこ文利用者より幅広い方々に来ていただいた」と語る。
写真展を企画したことで、保育園児が描いた絵がヴィラージュ虹ヶ丘に届けられるなど、施設間の新たな交流も生まれている。「3施設の利用者が直接会って一緒に何かやるのは来年もできないかもしれない。違った形でも交流が続いていければ」と同職員は話す。
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