昭和音楽大学(上麻生)の卒業生や学生による打楽器アンサンブルの演奏会「第3回菅原淳アレンジ・コレクション」が6月11日(土)、同大学ユリホール(南校舎5階)で行われる。13人の大編成で、会場いっぱいに設置されたティンパニやマリンバなど、30種類以上の打楽器のみで奏でる。
曲目は『魔法使いの弟子』、バレエ音楽『ガイーヌ』、『ウエスト・サイド・ストーリー』より5つのシーン。これらオーケストラの名曲を、元読売日本交響楽団首席ティンパニ奏者の菅原淳さん(74)=万福寺在住=が編曲。菅原さんが客員教授として指導する同大打楽器専攻の卒業生、学生で構成される「SUM(昭和音楽大学)パーカッション・ギャラリー」が演奏する。
打楽器アンサンブルの魅力を「リズムと大きさだけではない、多彩な音色が出せること」と語る菅原さん。既存の打楽器以外も取り入れ、『魔法使いの弟子』では「良い音がするんですよ」と話すバスケットボールを使用。視覚的にも楽しめるステージとなる予定だ。
菅原さんが手掛ける編曲は「かなり難しい」と苦笑するのは出演者の小嶋義貴さん(22)。「なかなか目にしない技巧や音の工夫が盛り込まれている。だからこそ、打楽器を全然知らない人にも、見て聞いて楽しんでほしい」と意気込む。
午後4時開演。全席指定。来場希望者は【メール】sumpergall@gmail.comにチケット希望の旨を連絡。チケット代2000円は当日支払い。問い合わせは事務局【電話】050・3635・0611
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