全国高校総体(インターハイ)への予選を兼ねた県高校総体バドミントン競技が5月から6月に県内各地で行われ、上麻生在住の佐藤彩夏(さいか)さん(鵠沼高校3年)が個人で優勝、学校対抗戦でも優勝に貢献するなど活躍。全国への切符を手にした。
佐藤さんはチームの主将も務める大黒柱。昨年も県高校総体に出場しベスト8で敗退。その悔しさを胸に「優勝したい」との強い気持ちで今大会に臨んだ。自他ともに認めるスロースターターだが、個人戦では第1シードとして初戦から順調に勝ち上がり、決勝まで1ゲームも落とすことなく頂点に立った。
学校対抗団体戦は、ダブルス2戦、個人3戦で競った。ここでも1戦も落とすことなく決勝へ。対戦したのは市立川崎総合科学(幸区)。ダブルスで2勝先取し王手をかけ、個人で舞台に立った1年生は、最終ゲームまでもつれ込むも惜敗。4番手として出場した佐藤さんは、ストレートで相手を下して全国行きを決めた。
佐藤さんは自身初となるダブルスに一年生と出場し、3位となったものの、同校のペアが優勝。結果、同校は個人、ダブルス、団体戦の3冠を達成し、新人戦に続いての連覇となった。
佐藤さんは部長として「追われる側だったが、最高の結果を残せた。引退した仲間も声援を送ってくれて一丸となっている」とチームを分析。7月24日から徳島県で行われるインターハイは「すべての種目で2回戦突破と、少しでも目標と意識を高く。最後の大会、楽しむことを忘れずに挑みたい」と話した。
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