小中学生が麻生区内で実践されているSDGs(持続可能な開発目標)を学びマップづくりに取り組む「麻生区SDGs推進隊」の第2期の活動が7月に開始。子どもたちの視点で、持続するまちづくりを考えていく。
推進隊の活動は、まちへの愛着醸成や地域社会が持続する仕組みの理解と行動を促すことを目的に昨年開始。1年の活動で、区内企業や施設が取り組む目標を記載した紙のマップを完成させた。
昨年に続き、今年度も麻生区市民提案型協働事業に採択され、40人以上の小中学生が活動する。
8月7日には新百合ヶ丘駅周辺のショッピングセンター3館を訪れ、各館でSDGsにつながるものを調査。売り場やテナントで、紙パックのシャンプー容器、オーガニックコットンの反物、サトウキビの搾りかすを再利用した紙食器、車いすやベビーカーでも利用しやすい段差のない飲食店などを見つけた。推進隊の一人は「普段の買い物では気にして見ていなかったから、新しい発見ばかりだった」と感想を語った。
今後の活動で推進隊は子ども食堂、アライ(LGBTQの支援者)についても学び、作成するマップはデジタル化を進める。活動を進める一般社団法人サステナブルマップの今井雄也代表は「昨年の活動で大人たちの意見も変わった。推進隊には直接見て確かめて、わからないことを調査することで自分事になる面白さを体感してほしい」と話している。
麻生区版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|