神奈川県議会選挙(3月31日告示、4月9日投開票)は、定数2の麻生区で、現職2人、新人2人が立候補する見通しとなっている。(3月13日起稿、本紙調べ)
現職は、前回の得票順に、無所属の石川裕憲氏(54・2期)、無所属の相原高広氏(59・7期)が立候補を表明。新人(五十音順)は、自民党の小林武史氏(42)が出馬を予定し、日本維新の会は松岡美恵子氏(52)を立候補予定者として擁立を進めている。
石川氏は、保育士確保、病児保育施設の充実など子育て環境整備、民生委員の業務見直しなど高齢者支援を提言。地下鉄延伸工事の早期着工、都市農業など麻生区の魅力増進、急傾斜地対策や防犯カメラ設置など安全機能強化整備を訴える。
相原氏は、「麻生区は他の地域に比べて豊かな地域であると確信している」と言い、交通事故、自然災害、犯罪がその豊かさを破壊するものだと主張。政治・行政の対応が極めて重要だとし、交通安全対策、災害対策、治安対策に取り組む。
小林氏は、雇用を増やし、伝統と多様性が共存する先進的で、防災や防犯を強化した安心安全な街を目指す。各世代の活躍の後押しや必要な支援に加え、高齢者、身体が不自由な人や生活に困っている人に寄り添う政治にまい進すると誓う。
松岡氏は、物価上昇で暮らしが苦しくなる中で特定の人が優遇される政治、税金の使い方の見直しを主張。環境や性差に左右されず、全ての人が平等に機会を保障される社会、人も動物も全ての命が大切にされる優しい地域づくりを目指す。
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