ビールの苦みや香りの原料となる植物「ホップ」を区内で育て、緑化活動と地域交流に取り組む「あさおホッププロジェクト」の2期目がスタートした。同実行委員会では今期、個人だけでなく、新たに地域の団体や企業とのコラボも進めており、来年迎える川崎市市制100周年、全国都市緑化かわさきフェアの機運醸成につなげていきたい考えだ。
同プロジェクトは、参加者の自宅や、片平にある共同畑でホップの育成を学びながら緑化活動を推進。ネットやフェンスに絡ませカーテン状にするグリーンカーテンづくりを目指す。加えて、ホップの育成を通じた地域交流で人と人のつながりづくりも行っていく。
昨年に引き続き、今年も麻生区市民提案型事業に採択された。実行委員長の福澤雄太さんは「2年目を迎えることができて良かった。毎月集まって、雑草取りなどの手入れを行い、楽しく緑化活動ができた」と1年目の手応えを語る。
今期は、地域の団体や企業とのコラボを推進。3事業所に苗を提供し、一緒に育てていく。福澤さんは「事業所の数を増やし、新たなつながりが生まれたら。ホップが実ったら、収穫祭や料理会などのイベントを企画したい」と展望を語る。
6月18日(日)、24日(土)には麻生区役所でプロジェクトの説明会を予定。ビールの雑学や手入れの方法なども解説するほか、ホップの育成キットも販売(2500円)。時間は午前10時から正午。福澤さんは「この取り組みが市制100周年、全国都市緑化かわさきフェアにつながれば。麻生区の各所でみんなに参加してもらいたい。まちの事業として、どんな新しいものがうまれるか楽しみ」と期待を寄せる申込み、問い合わせは【メール】asaohop@gmail.com。
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