市立岡上小学校(岩倉義則校長)の3年生が11月29日、同校近くの畑で6月に種植えをした大豆の収穫を行った。
同校の3年生は、地元で納豆の製造・販売を行う(株)カジノヤの協力のもと、大豆の栽培を通じた納豆づくりを学んでいる。今回は6月の種植え、10月の枝豆観察を経て、収穫体験を実施した。
当日は3年生32人が参加し、同社の小沢信宏さんから説明を受けた後、3班に分かれて作業へ。「既においしそう」「まだ枝豆の状態の豆がある」など声を挙げ、刈り取られた大豆の房から、1粒ずつ丁寧に大豆を取り出していった。途中、小沢さんから「房を一本ずつ持った方が作業しやすい」とアドバイスを受けた児童たちは、真剣な表情で作業を進め、およそ300粒ほどの大豆を収穫した。
体験した女子児童は「まだ育ちきっていないものもあり、殻をむいていく瞬間がドキドキして楽しかった」と笑顔を見せた。小沢さんは「成育過程に興味をもってくれてうれしい。納豆はつくれるものという意識も持ってほしい」と期待を寄せた。
今後は同社工場の見学で、納豆づくりの工程などを学び、2月の学習発表会で地域や2年生に大豆学習の成果の発表を行う予定。
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