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麻生区版 公開:2024年3月8日 エリアトップへ

美男コンテスト「ミスター・ジャパン2023」でグランプリを受賞した 太田 隼矢さん 宮前区出身 26歳

公開:2024年3月8日

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成長のため挑戦続け

 ○…その年いちばん魅力的な男性を選ぶ「ミスター・ジャパン2023」に神奈川県代表として出場し、グランプリに輝いた。授賞式では「今後の人生の糧にしたい」と冷静に喜びを語ったが、取材に「実は根拠のない自信はあった」と打ち明けた。仕事の合間に筋力を鍛え、20秒間で知性や表現力が問われるスピーチを友人らの協力を得て練り上げ、万全の準備で臨んだ。努力に裏打ちされた自信だった。

 ○…コロナ禍の2020年に広告代理店へ入社。在宅勤務となり、自分に課題を課した。1年目は筋トレ、2年目は朝5時からの「朝活」、3年目には初めて全国的なボディコンテストに挑戦した。そして昨年、「内面も含めてもっと成長したい」とミスター・ジャパンに挑んだ。常に高みを目指す努力家なのだ。

 ○…Jリーガーを夢見て3歳からサッカーに打ち込み、川崎フロンターレのスクールにも通った。宮前平中を卒業後、中央大学出身の中村憲剛選手に憧れて同大の付属高校に進んだが、同大サッカー部のセレクションに合格できず、夢が断たれた。落ち込んだが、Jリーガーを目指した理由を突き詰めた結果、「自分は日本のサッカー界に貢献したいのだ」と気が付いた。サッカー界を多角的に応援できる広告業界に照準を合わせて就活。願いを叶えた。

 ○…3年前から都内で暮らすが「川崎愛」は深い。今年1月に福田紀彦市長を表敬訪問した際も「川崎のPR活動に貢献したい」とアピールした。思い出の地は数えきれず、「等々力陸上競技場」は特別という。「中学時代に4回ピッチにたち、3ゴール決めた。それからフロンターレの初優勝。客席で号泣した」。次はどんな立場で競技場に立つのだろうと、期待は膨らむ。

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