川崎市・川崎商工会議所・川崎市の幹線道路の整備を促進する会はこのほど、「川崎縦貫道路等の早期整備に係る要望」を国土交通大臣らに提出した。
要望書は、市が福田紀彦市長名、商工会議所が山田長満会頭名、市の幹線道路の整備を促進する会が同じく山田長満会長名による3者連名となっている。山田会頭と市長代理の砂田慎治副市長が8月4日に国土交通省を訪れ、太田昭宏国交大臣あてに提出した。その後、議員会館で県選出の笠浩史衆議院議員、田中和徳衆議院議員、中山展宏衆議院議員、松沢成文参議院議員、藤末健三参議院議員に直接手渡した。
市の立地優位性活かす
要望内容は、【1】川崎縦貫道路II期計画について、東京外かく環状道路東名以南との一本化を含めた幅広い検討の推進による早期の計画具体化、【2】川崎縦貫道路の街路計画を基本にした国道409号の先行整備および川崎駅周辺の交通円滑化のための国道15号〜国道1号間のバイパス化等の整備の早期実施、【3】2020年を目指した成長戦略拠点の形成を支えるインフラとしての羽田連絡道路の早期整備と一般国道357号の未整備区間の着実な整備の3点となっている。
山田会頭らは「これらの幹線道路の整備の実現が、羽田空港と京浜港湾を至近に有する川崎市の立地優位性を活かした国際的ビジネス拠点の強化や、大規模災害時における緊急輸送および迂回機能の強化、環境改善、新産業誘発の強化などの多様な効果を生む」と強調。「ぜひ特段のご配慮を願いたい」と関係者らに訴えていた。
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