川崎愛泉ホーム建て替えへ 要望受け、地域交流スペースは存続
川崎市は川崎愛泉ホーム(川崎区浜町・小川美紀雄館長)の建て替え方針をこのほどまとめた。児童養護施設を新たに設置するほか、地域住民から要望の高かった地域交流スペースを設ける。
川崎区田島地域における福祉拠点としての役割を担う川崎愛泉ホームは、社会福祉法人神奈川県社会福祉事業団が神奈川県の補助で運営。土地は川崎市が神奈川県に無償貸与し、建物は県が所有する。
施設は1965(昭和40)年に完成。建物の老朽化が進んでいることから、同事業団では建て替えを検討し、川崎市、神奈川県と協議を重ねてきた。
今回示された方針では、同ホーム内にある川崎愛泉保育園の定員を70人へと拡大し、待機児童解消の一端を担うほか、児童養護施設を設置し、新たな社会福祉事業を展開する。また、地域住民から存続要望のあった地域交流スペースも確保される。
建て替えに関する基本計画は23年度中に策定。25年度に建設工事に着手し、26年度の開設を目指す。建て替え後は、市が同事業団に土地を直接貸与し、建物は同事業団が所有する。
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建て替え方針が示されたことを受け、川崎愛泉ホームは今月26日(火)、午後7時から同ホーム4階講堂で地域住民向けの説明会を開催する。
詳細は同ホーム(川崎区浜町2の22の16・【電話】044・344・5364)へ。
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