県中学校バドミントン大会 武内美悠さん(渡田中)がV初の全国へ
神奈川県中学校バドミントン大会県大会が先月28日、海老名市の海老名運動公園総合体育館で行われ、川崎市立渡田中学校に通う2年生武内美悠さん(14)が接戦の末、優勝し全国大会への出場権を手にした。
武内さんは、小学校3年生からバドミントンを始めた。県大会6連覇などの実績を持つ川崎区の古豪、渡田中学校に進学。厳しい練習と仲間との競争で腕前をあげる一方、小学校時代から通うクラブでは父親と二人三脚で研鑽を積んだ。
夏の大会では準決勝で悔し涙を流し、「絶対に優勝して全国大会に出場する」と強い気持ちで大会に臨んだ。
初戦から1ゲームも落とさない圧巻の試合を繰り広げ、勝ち進んだ。決勝戦では緊張のせいか自らのミスもあり、1ゲーム目を落としてしまう。後が無くなった2ゲーム目。「いつもなら焦って自分のプレーができなくなってしまう」というがこの日は違った。「すごく冷静にプレーができた」と、持ち味のフットワークを活かしたプレーを発揮し、接戦を制すと勢いに乗り次のゲームも連取。逆転で今大会を制した。「今までの練習の成果が出た。顧問の先生や先輩、チームの仲間、そして何より毎日練習に付き合ってくれた両親に喜びを伝えたい」と武内さんは優勝の喜びをこう話す。
現在は全国大会に向け特訓中。「県の代表として少しでも上を目指してがんばりたい」と意気込む。
全国大会は3月27日(火)から29日(木)まで、愛知県の大府市民体育館と東海市民体育館で開催される。
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