演劇で非行防止呼びかけ 県川高ボランティア部
県立川崎高校ボランティア部が18日、川崎小学校の児童に対し、非行について考えを深めるための演劇を行った。川崎小学校のわくわくプラザを会場にして行われ、同小学校の児童約80人が参加した。
演劇のストーリーは、神奈川県警が制作した紙芝居を下敷きに、ボランティア部の生徒たちがアレンジを加えたもの。友達の誘いに乗って万引きをしてしまった主人公が、父親との会話から自らの行いを反省し「強い心を持つこと」や「自分で考え、正しい行動をとること」の大切さを学んでいく物語を、参加した児童たちは食い入るように見つめていた。
終演後、進行役の「悪いことをやらないと約束できる人?」との呼び掛けに対して、「はーい!」と元気よく手を挙げて応える児童の姿が目立った。
ボランティア部の部長を務める、2年生の黒澤恵さんは「小学生がちゃんと聞いてくれるのか不安だったが、思ったよりも反応が良くて、びっくりした。みんなよく考えてくれていた」と振り返った。
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4月25日