サンキューコール 4月は震災関連が増 2011年度集計
川崎市はこのほど、市政に関する問い合わせや意見、相談等に応対する「サンキューコールかわさき」の2011年度集計を発表した。受付件数は3万9823件と、前年度(3万9457件)並。1日当たりの受付件数では年間平均108・81件に対し、東日本大震災に関する問い合わせが急増した4月は177・67件となった。
4月の受付件数は5330件。震災関連では、計画停電や募金・義援金、水道水・大気の放射能汚染に関するものが多かったという。前年度末の3月(受付4838件)も震災に関する問い合わせが相次いだことから、年間件数はほぼ変わらなかった。
「サンキューコールかわさき」では、2011年4月1日から2012年3月31日の午前8時から午後9時まで、年中無休で「市民の声」を受け付けた。
内訳は、電話3万5392件、電子メール4294件、ファクス121件、書簡16件。性質別では、「問い合わせ」(2万8483件)が最も多く、次いで「提案・要望」(3446件)、「取次ぎ」(2180件)等。内容別での最多は「手続き・届出案内」(4077件)。以下、「証明書(戸籍・住民票・印鑑証明)」(3732件)、「消防・救急・防災」(3612件)、「電話番号・住所・窓口案内」(2659件)と続いた。「消防・救急・防災」には東日本大震災に関する案件が多く含まれている。
市では、受け付けた案件の91・55%に回答し、目標値(90%)を上回ったとしている。
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4月11日
4月4日