川崎東郵便局が開局 東扇島発展に期待の声も
国際郵便物などを扱う日本郵便の川崎東郵便局が川崎区東扇島にあす4日、開局する。川崎市への年間賃料収入は、約8億7000万円。東扇島が物流拠点としてさらに発展することに期待が寄せられている。
川崎東郵便局は、主に通関交換局としての役割を担う。具体的には、海外宛や世界各地から日本宛に送られてきた航空通常郵便物、船便郵便物、国際小包などを同局で仕分ける。
開局にともない、これまでその役割を担ってきた川崎区南渡田の川崎港郵便局の通関交換局としての機能は廃止される。6月17日からは成田国際空港局で取り扱う外国来の航空通常郵便物と東京国際郵便局で扱う外国来の航空小包郵便物も同局に集約。7月には大阪国際郵便局の通関交換業務の一部を担う。
国際郵便物の取り扱い以外には川崎市や横浜市の一部、横須賀市の一部、三浦市の県東部地区(約400万人分)の郵便、ゆうパックの区分業務も行う。
建物は地上6階建て、建物面積は約5万5千平方メートル。社員、パート、アルバイト合わせ、約1300人が働く。
取り扱い物数は1日あたり、国内郵便が約390万通、ゆうパックが約7万個、国際郵便が約50万通、国際小包が約1万個を見込む。
敷地は川崎市と20年間の定期借地契約を結んでおり、同市の年間賃料収入は約8億7000万円。
川崎東開局のインパクトについて、川崎市では「首都圏の物流を支える同地区のさらなる発展につながる」と期待を寄せている。
|
|
|
|
|
|
11月22日
11月15日