川崎消防署 京急駅員を表彰
川崎消防署は15日、火災の延焼拡大を防いだとして、京急川崎駅員の後藤裕司(ひろし)さんを表彰した。
後藤さんは火災が起きた3日の午後11時30分過ぎ頃に改札窓口に勤務中、駅構内に駆け込んできた男性から「道路が燃えている」との知らせを受け、構内に設置してある粉末消火器を携行。現場では、露天の発動発電機とガソリンが入った携行缶から70〜80cmの炎が上がっており、露店商の男性による初期消火活動が行われていたが、完全に鎮火していなかった。後藤さんは持っていた粉末消火器で消火活動を行い、延焼拡大を防いだ。同署は「後藤さんの迅速かつ的確な判断がなければ携行缶の爆発や近隣建物の延焼を招いただろう」と話す。
後藤さんは「福知山の事故がとっさに浮かんだ。自分のしたことは当たり前のこと。けが人が出なくて本当によかった」と話した。
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4月25日