川崎市長選 期日前投票が低調 中間で前回比2割減
13日に告示された川崎市長選挙(10月27日投開票)の期日前投票が低調だ。14日から実施されているが、10月20日までの期日前投票者数は1万7499人。前回2009年の同時期(選挙7日前)に比べ2割減、5006人少ない。
川崎市長選に期日前投票が導入されたのは05年からで今回で3回目。05年は4万7583人、09年は6万9365人が期日前に票を投じた。川崎市選挙管理委員会は「制度の認知が進んでいるため、期日前の投票数が伸びている」と話す。
しかし、今回の市長選挙では20日現在(選挙7日前)、前回同時期に比べて低調。投票開始2日目では前回4628人に対し、今回496人だった。
市選管は「前回は参議院補欠選挙が同日にあり、投票所入場整理券が期日前投票初日に届いている人が多かった。今回は手元に届くのが遅い分、出遅れているのでは」と分析する。市選管によると、公職選挙法で投票所入場整理券は告示後に発送することが定められており、参院補選は期日前投票期間が16日間設けられているという。また「台風や日曜日の雨など天候も影響しているはず」と話す。
10月12日現在の川崎市の有権者数は115万6310人。前回09年の選挙に比べ有権者数が約5万人増えている。前回の投票率は36・09%だった。市選管は市長選のキャラクターとして起用した鉄拳さんによるキャンペーンを19日に川崎駅前で行うなど、啓発活動に取り組んでいる。
市長選の期日前投票は26日(土)午後8時まで。川崎区では川崎区役所と大師支所、田島支所で受け付けている。投票日は27日。川崎区では小学校など区内29カ所の投票所が設置される。時間は午前7時から午後8時で、即日開票される。
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